まず米、そして野菜

最初は離乳食の記録、途中からは読書の記録。

旬の柿をコハシと楽しんでいる。小さく切ってお皿に盛ると、コハシは手づかみでわしわし食べる。

熟れて柔らかくなった柿は、ふたつのお皿に分けて盛る。片方は、ぬるぬる逃げる柔らかい柿と格闘するコハシのためのもの。もう片方は、私がスプーンですくって食べさせてあげるためのものだ。コハシの手を何度もすり抜けた柿はぐちゃぐちゃで、食べられたものじゃないからね。

たとえ柿が労せず口に入ってこようとも、コハシは柔らかい柿と戦い続けるのだ。不屈。正直なところ後片付けが大変なので、柿はなるべくかたいうちに食べたいと思う。