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まず米、そして野菜

最初は離乳食の記録、途中からは読書の記録。

配色の妙。 「じどうしゃ(はじめてのこぐまちゃん)」若山憲 著

前の記事の「どうぶつ」と同じシリーズの本。コハシが初めて触れることになった乗り物絵本だ。いや、2冊目だったかな。3冊目だったかな。まあとにかくそれくらい初期だ。

普段の様子から、電車や大型車に興味があることは分かっていたけれど、乗り物の本に対する食いつきのよさには目を見張った。本の内容は「どうぶつ」同様シンプルで、「じょうようしゃ」「バス」などが1ページに一つずつ描かれている。めくるたびにコハシは目を輝かせて「ばーすー!」「きゅうきゅうしゃ!」と叫ぶ。

肝心のこぐまちゃんは、最後の見開きページと表紙の2カ所にしか出てこない。それでも、表紙にしか出てこない「どうぶつ」と比べれば、出演回数は2倍に増えたといえよう。

若山さんの描く車は、これ以上ないくらい簡略化されつつも「メカっぽさ」を損なっていないのが、すごい。「ブルドーザ」の足回りや「パワーショベル」の油圧の表現にはほれぼれしてしまう。

若山さんの絵は、奇抜な配色にもかかわらずなぜか落ち着いた色あいに見える。車の窓を黄色や黄緑色に塗りつぶしたり、かなり大胆な色使いをしているのに親しみやすいのはどうしてなんだろう。こぐまちゃんの目のオレンジ色の縁取りとか、一歩間違えば気持ち悪くなってしまいそうなのになあ。

じどうしゃ (はじめてのこぐまちゃんシリーズ)

じどうしゃ (はじめてのこぐまちゃんシリーズ)